親子間でもモラハラになる?ケース別に確認しよう
モラハラと聞くと、夫婦間や職場での問題と認識する方もいらっしゃるでしょう。
しかし、親子間の言動でもモラハラになることはあります。
親からのモラハラは、子どもの健全な成長を妨げるおそれがあります。
この記事では、親子間でモラハラとなり得る具体的なケースを紹介します。
家庭内・親子間でもモラハラになる
モラハラ(モラルハラスメント)とは、言葉や態度などにより相手の人格や尊厳を傷つける嫌がらせ行為の総称です。
モラハラは、夫婦間や職場で起こることが良く知られていますが、親子間のモラハラも珍しいものではなく、毒親の行動パターンとして多く見られます。
親から自分の考えや感情を否定され続けた子どもは、自分の考えを持つことが難しくなり、親に従うのが当然と思い込むようになることがあります。
モラハラは、直接的な暴力である身体的虐待と異なり、正しいしつけとの区別がつきにくい場合があります。
そのため、被害者である子どももモラハラを受けていることに気づかず、苦しみ続けることになるのです。
モラハラとなり得るケース
ここでは、モラハラとなり得る4つの具体的なケースを紹介します。
子どもの意見を何も聞かない
親が子どもの意見や考えを尊重せず、親の指示を絶対的なものとして従わせることはモラハラとなり得る行為です。
このような環境で育った子どもは、自分の意見や考えを持つのが悪いことだと思い込み、成人してからも自分の考えで行動することができなくなる可能性があります。
その結果、他者に対しても自分の意見を伝えることが難しい状態になり、円滑な人間関係を構築するのが難しくなることがあります。
子どもを嘘でコントロールする
親が子どもをコントロールするために平気で嘘をつくことも、モラハラとなり得る行為です。
そのような環境で育った子どもは、他者の言葉を信用できなくなり、対人関係に不安を抱えやすくなるおそれがあります。
必要以上に子どもの行動を監視する
親が子どもの行動や交友関係、持ち物などを必要以上に監視することも、モラハラとなり得ます。
過度な干渉を受けて育った子どもは、親の顔色を過剰にうかがうようになり、自分の意見を持てなくなることがあります。
また、親への依存から、家族以外との人間関係でトラブルが生じることもあります。
配偶者の悪口を言って味方につける
親が配偶者の悪口を子どもに伝え、自分の味方に引き込もうとする行為は、行き過ぎるとモラハラとなる可能性があります。
配偶者への悪口により両親の間で板挟みになった子どもは、親の機嫌を損ねないよう、自分の考えを抑圧してしまう傾向が見られます。
その結果、悪口を言われた方の親を信用できなくなり、親子関係が悪化してしまうこともあります。
まとめ
モラハラは、親子間でも起こり得る問題です。
親からのモラハラを受けて育った子どもには、親の考えを絶対的なものと思い込み、自分の考えを持てなくなる傾向が見られます。
もし、親からのモラハラに苦しんでいる場合は、児童相談所などの行政、カウンセラー、弁護士などの第三者へ相談するのがおすすめです。
ウェルビーイング法律事務所では、モラハラで苦しむ方へ向けて法的なアドバイスを行っています。
どこに相談すべきかわからないという方も、まずはお気軽にご相談ください。