未成年が家族と絶縁したい場合の方法は?
未成年で親から逃れたい、家族との関係を断ちたいと考えている方もいらっしゃるでしょう。
虐待(虐待にはネグレクトも含みます)などの被害に遭っている方は、家族から離れることも検討すべきです。
この記事では、未成年が家族と離れて生活するための相談窓口や手続きを紹介します。
未成年が親から離れるための相談窓口
ここでは、親と離れて生活することを考えている方に向けて、未成年でも利用できる相談窓口を紹介します。
学校のスクールカウンセラー
学校に配置されているスクールカウンセラーは、児童・生徒の心理的な問題に対応し、必要に応じて児童相談所や医療機関などの外部機関と連携します。
通学している方にとっては、身近で相談しやすい信頼できる大人として、まずはスクールカウンセラーに相談することも有効です。
児童相談所
児童相談所では、親からの虐待、過干渉など家庭内での悩みを抱える未成年からの相談に対応しています。
緊急に保護必要と判断された場合には、シェルターや児童養護施設への入所のサポートもしてもらえます。
児童相談所の相談窓口は、全国共通ダイヤルの「189」(いちはやく)で、無料で利用でき、匿名の相談も可能です。
家族から離れたいと考えている場合には、「189」に相談してみてください。
24時間子供SOSダイヤル
24時間子供SOSダイヤルは、虐待、いじめ、学校生活の悩みなど、子どもの悩み全般について相談できる窓口です。
電話番号は「0120-0-78310」(なやみいおう)で、24時間年中無休で利用できます。
家庭や学校生活の不安や悩みを抱えている方は、24時間子供SOSダイヤルに相談してみてください。
未成年が親から離れるための具体的な方法
ここでは、未成年が親から離れるための具体的な方法を紹介します。
シェルター・児童養護施設への入所
児童相談所への相談の結果、虐待等が認められた場合には、一時保護所、子どもシェルター、児童養護施設などで生活することが可能となります。
これらの施設では、安全な生活環境が確保されるほか、生活費や教育面での支援を受けながら、通学を継続することも可能です。
親権喪失・親権停止の手続き
虐待などにより、親権の行使が著しく不適切と認められる場合には、家庭裁判所に対し、親権喪失や親権停止の申立てが行われることが可能です(なお、子が自ら申し立てる場合は、意思能力を有する必要があります)。
これらは、子どもの利益を保護するための法的制度であり、手続きには専門的知識が必要となるため、児童相談所や弁護士等の支援を受けることが重要です。
まとめ
親からの虐待に悩んでいる方は、親元を離れて生活するという選択肢もあります。
このような決断には大きな不安や負担が伴いますが、身体や生命の安全が脅かされている状況であれば、我慢を続けるべきではありません。
まずは、スクールカウンセラーや児童相談所など、信頼できる大人に相談することから始めてみてください。